犯した罪といずれ来る裁きの時

ツイッターは何でも書いてた。


牧師に懺悔するあの部屋のような場所だった。だけど、そこにも明確に記さなかった事がある。


認めたくない、なんてご都合主義が働いたのか現実を消そうとしたのか、私にもわからなかったけれど。




彼氏以外の男と、仕事と関係なくセックスをした。



浮気願望なんてなくて、でもたまに他の男としたらどうなるかと考えたりした。


でも私はそんな事をしたら罪悪感で押し潰されて彼氏に全部話して別れを告げてもらいたくなるだろうと結論が出てた。




だけど違った。



頭の中に何もなかった。

そもそも風俗で働いてること自体隠しているし。



セックスしてる時に罪悪感が襲ってくるのかと思ったけれど、そんな事もなかった。


それなら、朝になったら泣いちゃうのかと思ったけれどまたセックスしてただけだった。



そのまま次の日は別な男とセックス無しでデートした。




私は風俗で働いてることを隠してる時点で彼氏に嘘をつき騙してる、だけどそれは生活のため、生活のためだけどやっぱり嘘をつき騙してる事実には変わらない。




なんとなく、頭の中でふわりと漂ったのは



一人殺すも、二人殺すも同じだ



と言う言葉。



表面にわかる形で罪悪感や罪の意識が出てくることはなかった。


現実として自分のしたことは理解して悪い事をしてるのはわかっているけど、どこか他人事で。




けれど、表面に現れなくてもきちんと悪い事をした罪悪感はあるものでそれは衝動行為として出てくる。




過食、人との約束を破る、だらしのない生活、どんどん自堕落になることで罪悪感から逃げようとしていた。



他にもきちんと通院しなかったり。





裏で傷つけた相手に自分の罪を懺悔する行為は、自分が楽になりたいからだ。エゴでしかない。





どういう選択をしても、過ちは消えないし許されることはないのです。